為替ヘッジ

外国為替相場は、世界中のさまざまな通貨を交換するところです。

経済情勢やその国の事情などによって通貨の価値は毎日変動しており、その差益を狙うのが外国為替取引、つまりFXです。

FXトレーダーは為替変動がなければ投資をする意味がなくなってしまうわけですが、輸出企業など実需筋にとって為替変動は利益に深く関わる厄介な存在です。

せっかく世界中で工業製品を売っても為替変動によって利益が吹き飛んでしまう可能性もあるわけです。

それを回避するために、もっぱらこうした実需筋が行っているのが為替ヘッジです。

先物取引や為替予約などの手法によって通貨レートを事実上固定して、その上で経営戦略を立てて製品を売るというわけです。

こうした為替ヘッジによって動いている資金はかなりの規模になるので、大規模な為替ヘッジ筋が円相場をどのレートに想定して為替予約をしているのかは、FXトレードにも影響を及ぼします。

例えば、1ドル=110円という想定レートで巨額の為替予約が入っているとしたら、実際のレートもその数値を意識したものになります。

為替ヘッジは時折経済ニュースなどで報道されているので、どの水準に大量の予約が入っているかを意識すると、より精度の高い分析が可能になるでしょう。



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