米中貿易戦争とFX その3
前回に続き、米中貿易戦争の行く末を展望してみましょう。高い関税をかけたところでアメリカ経済が良くなるわけではなく、結局は落としどころを探って貿易戦争は収束に向かうのが大方の見方です。そうでないと、アメリカ経済自体も持たないでしょう。もしかすると、トランプ大統領が次回の選挙で負けて民主党の大統領になったら、それを契機にすべてがひっくり返るかも知れません。
貿易戦争の激化が表面化した時に、ドル円は105円付近まで下げました。つまり株安に引き寄せられた円高です。その後持ち直して107円前後で推移をしているということは、貿易戦争の底が105円台であるという前例ができました。今後また同じように貿易戦争が激化するような事態になっても、ドル円は105円がせいぜいの円高上限だと見ています。逆に考えると、ドル円相場にそれほど大きな影響を与えるほどのものではないのかも知れません。
米中貿易戦争が早晩に収束するという見方を前回展開しましたが、これはあくまでも楽観シナリオです。その逆に、悲観的なシナリオもあります。悲観的なシナリオでポイントとなるのは、中国側の出方です。トランプ大統領の性格やアメリカの支持層を見ていると、簡単に譲歩するとはかんがえにくく、中国がどう出るかが結局は事態を左右します。
中国は強硬なメッセージを発しながらも実際の措置は比較的おとなしめなので、まだ落としどころを探っているのでしょう。いつまでもこんなことやりたくはないと思っているはずです。
しかし、アメリカがあまりにも強硬的に出るのであれば中国にはアメリカの国債というカードがあります。日本が世界一のアメリカ国債保有国だったのに代わり、中国がトップに躍り出たこともあるほど、アメリカの国債を大量保有しています。これが売られるとアメリカの長期金利は跳ね上がり、財政難やドル安というダブルパンチを見舞うことになるでしょう。
そうなると、かねてから懸念している急激な円高進行が起きるリスクが高くなります。
貿易戦争の激化が表面化した時に、ドル円は105円付近まで下げました。つまり株安に引き寄せられた円高です。その後持ち直して107円前後で推移をしているということは、貿易戦争の底が105円台であるという前例ができました。今後また同じように貿易戦争が激化するような事態になっても、ドル円は105円がせいぜいの円高上限だと見ています。逆に考えると、ドル円相場にそれほど大きな影響を与えるほどのものではないのかも知れません。
米中貿易戦争が早晩に収束するという見方を前回展開しましたが、これはあくまでも楽観シナリオです。その逆に、悲観的なシナリオもあります。悲観的なシナリオでポイントとなるのは、中国側の出方です。トランプ大統領の性格やアメリカの支持層を見ていると、簡単に譲歩するとはかんがえにくく、中国がどう出るかが結局は事態を左右します。
中国は強硬なメッセージを発しながらも実際の措置は比較的おとなしめなので、まだ落としどころを探っているのでしょう。いつまでもこんなことやりたくはないと思っているはずです。
しかし、アメリカがあまりにも強硬的に出るのであれば中国にはアメリカの国債というカードがあります。日本が世界一のアメリカ国債保有国だったのに代わり、中国がトップに躍り出たこともあるほど、アメリカの国債を大量保有しています。これが売られるとアメリカの長期金利は跳ね上がり、財政難やドル安というダブルパンチを見舞うことになるでしょう。
そうなると、かねてから懸念している急激な円高進行が起きるリスクが高くなります。
2019年05月05日









コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。